活 動 理 念

 生まれ育った大好きな葛飾区を、今よりもっと安心して暮らせる、活気に満ちた「ふるさと」にしたい。

 災害に強く、様々な境遇の人たちが心から笑って暮らし、子どもたちは明るい未来に胸を踊らせる、そんな笑顔溢れる「わが街・かつしか」を目標に、『防災』『福祉』『教育』という3つを柱にして、街づくりに取り組みます。

◆防災力アップ◆

 周囲を河川に囲まれた葛飾区は、ゼロメートル地帯が多く、近年増えている水害への対策が急務です。さらに、木造密集地帯や軟弱地盤地帯もあり、地震や火災への対策もとても重要です。

 自然災害という地球規模の力に対抗するためには、行政と民間がしっかりと協力していくことが大切だと考えています。

 行政への働きかけとともに、自治会におけるボート訓練や市民消火隊活動などを通して、私たちそれぞれが災害に備え、お互いに助け合える体制や意識を築くことを目標に、日々活動しています。

◆福祉の充実◆

 私には双子の娘がいます。次女は就職し自立しておりますが、長女は、出生前の異常により重度の脳性麻痺となってしまい、現在も私たち夫婦による全介護状態です。日々の子育てにおいて、健常児と障がい児の両方の親、という立場を経験しています。

 たくさんの方々のご支援やご協力に支えられて今日がある、ということに日々感謝をすると同時に、社会の無理解、制度や社会インフラの不備など、障がい者や介護者にとって、まだまだ生きにくい社会であることも痛感しています。

 災害時における高齢者や障がい者への支援、日々の暮らしの中での支援、社会インフラの整備など、山積している課題の解決に向けて、正面から取り組んでいます。

◆未来に向けて◆

 いまの子どもや若者たちを取り巻く社会環境には、貧困、いじめ、虐待、福祉や支援の不備、未成熟な情報化社会による弊害等など、たくさんの問題や課題があります。さらに新型コロナウイルス禍の影響により、生活格差の拡大も心配されます。

 すべての子どもや若者が、境遇や環境に左右されず健やかに成長し、社会的に自立できるように見守り、支援し、困難や境遇の差に諦めることなく夢や希望に向かって挑戦していける、そんな地域社会の実現を目指します。

 「かつしかっ子」宣言をはじめとする教育プランに基づく地域教育活動への協力、「ピーポくん・ひと声運動」の推進委員、また葛飾郷土カルタ」地区大会の審判長を務めるなど、さまざまな活動を通して子どもたちとふれあい、いまの子どもたちの価値観や問題を理解するように努めています。